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キュービクル実習!

こんにちは、電気通信工学科の藤井です。
10月に入り、日中はまだ暑いくらいですが、朝晩はずいぶんと涼しくなりました。
寒暖差が大きいので、体調をくずさないように注意してください。


本日の実習は、キュービクルを使います。
キュービクル」は、発電所から変電所を通して送られる6600Ⅴを受電して100Ⅴ、200Ⅴに降圧する受電設備を収納した金属製の箱です。
小さな電気室、ともいえます。

例として、箱内の機器構成図です。
キュービクルは、工場で製作して現地で設置と接続すればよいので、工期を短縮できる利点があります。
省スペース、安全性、経済性の利点もあり広く利用されています。
普段意識しない設備ですが、高電圧を敷地に引き込むのに必ず必要で、建物の屋上や敷地の隅に設置されています。
みなさんがよく利用するコンビニの敷地内にもあります。


屋上のキュービクルに向かう前に、田中先生が保護用具の説明されます。
高圧用絶縁手袋は、定期的に絶縁性能試験をします。手袋に穴があれば感電してしまうからです。
6600Ⅴに感電したら、死亡事故につながります。


保護具を着用して、キュービクル内部を観察します。


どこから受電して、降圧して送るか線をたどっていきました。
図面を見て実物を見ることで、想像できたところとできなかったところがハッキリします。
これまで学んできた図面が実物としてしっかりとイメージできる有意義な時間になりました。

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