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電験三種など国家資格を次々と取得する三浦さんにインタビュー

こんにちは。カギセン教頭の平野です。

電気通信工学科には、未来への道を切り開くために欠かせない国家資格を次々に取得している学生がいます。2年生の三浦雅也さん。入学後、難関と言われる第三種電気主任技術者(電験三種)やエネルギー管理士、第一級陸上無線技士(一陸技)など計七つの試験に合格しており、資格取得数は本科において過去最多を誇ります。三浦さんに、資格取得にかける思いや、合格を重ねる秘訣などを聞きました。

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電験三種とエネルギー管理士の合格証を手にする三浦さん

電験三種をはじめ多くの資格を取得しています。資格取得についてどんな思いを持っていますか。
資格は一度取れば基本的に失うことはありません。増え続けていくのが楽しみであり、モチベーションになります。やりがいがありますね。

取得した七つの資格のうち、最も大変だったのはどれでしょうか。
電験三種です。実は1年生の8月に受けて一度落ちています。その時は入学後数か月しかたっていなかったので、まだ要領がつかめていませんでした。その後、しっかりと基礎を叩き込んで臨んだ翌年3月の試験は合格することができました。合格を知った時は、「やっと終わった」とほっとしたことを覚えています。エネルギー管理士や一陸技も難しく、ギリギリで受かったような気がしています。

結果を出し続けていますが、どのように勉強に取り組んでいるのでしょうか。
過去問を解くことに重点を置いています。間違えたり、分からなかったりした問題を復習し、次からはできるようにします。反復することで頭に叩き込みます。電験三種は25年間分の過去問を少なくとも3回通り繰り返しました。

勉強は自宅で集中して行っているのですか。
実は試験前を除いて、自宅ではあまり勉強をせず、趣味などの時間に充てています。勉強は放課後などを使って学校でしっかりとやります。学校だと(電験一種を持つ)三井先生たちに聞けば、答えが返ってきます。とても頼りになり、助かる存在でした。

学校で実力をつけたのですね。本校に入学したきっかけを教えてください。
岡山市内の高校では勉強に力を入れすぎて「燃え尽き症候群」のような状態になり、その後通信制の高校に移りました。その時、興味のあった危険物の資格を取ったんですね。「この調子で就職に強い資格を目指そう」と思ってネットで調べていると、カギセンの電気通信工学科が目に留まりました。オープンキャンパスに3回通うほど気に入って、入学を決めました。

資格取得に注力した学校生活もあと少しです。後輩たちにアドバイスをお願いします。
資格については、とにかく過去問を何度も解くことが大事です。あと、モチベーション向上につながる手法として「この資格があれば、こんな仕事に就ける」と、資格を取った後のことをイメージするのもお勧めします。努力すれば結果はついてくると思います。







三浦さんの資格取得一覧
第二種電気工事士一般用電気工作物(低圧600V以下で受電している電気設備)の工事に従事可能。
第一種電気工事士第二種電気工事士の範囲に加え、自家用電気工作物(最大電力500キロワット未満)の工場、ビルなどの工事にも従事可能。
工事担任者第一級デジタル通信インターネットやIP電話といった電気通信回線の端末設備の接続工事に携われる。
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)主に携帯電話基地局、公共無線(自治体の防災無線、警察、消防無線など)の技術操作を行うための資格。
第一級陸上無線技士(一陸技)主に陸上の無線局(放送局、電気通信業務用等の固定局、無線測位局など)の無線設備の技術的な操作を行うための資格。
第三種電気主任技術者(電験三種)電気関連の中でメジャーな資格。電気設備の工事、維持・運用のため保安監督に従事する。
エネルギー管理士主に工場などでエネルギー使用方法の改善、管理をする。

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