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2018-02-16
研究者気分になれたかな?
- 2018-02-16 (金)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
先日お知らせしました第27回卒業研究発表会が無事に終わりました。
当日は1年生のほか、他学科の先生や非常勤の先生、さらには4月入学予定の高校生まで来てくださいました。皆さん、お忙しいところありがとうございました!
今年の発表をダイジェストでお伝えします。
写真左はカット野菜の洗浄方法によって菌数に差が出るか、という興味深い発表でした。スーパーなどで売られているカット野菜はとても便利ですが、中には食中毒菌が検出される例も!
葉菜類や根菜類など表面に土が付く野菜は次亜塩素酸ナトリウム、水耕栽培の野菜はグリシン系両面活性剤での洗浄がいいそうです。
写真右は環境DNAといわれる手法を用いて、岡山県内の外来種の生息を調べました。凶暴なカミツキガメがいなかったのはいいですが、人間の身勝手で飼えなくなったペットを捨てるのは絶対にやめましょう!
写真左は土壌微生物やキノコを用いて、有害な色素を分解しようという、バイオレメディエーションの発表でした。内容をしっかり吟味してよく調べられており、アカデミックな格調高い発表でした。
写真右は旭川の水質調査でした。雪が舞う非常に寒い日に採水に行きましたが、そのせいか菌数少なめで汚濁は小さいという結果でした。
写真左は都市公園の自然度を土壌動物の生息種から推定しようという発表でした。都市公園はやはり人為的な影響が大きく、自然度が極端に低いという結果でした。
写真右は最近はやりの乳酸菌入り菓子について菌数を測定し、さらに取り出した乳酸菌でヨーグルトまで作ってしまおうという意欲的な内容でした。ビスコはいいようですよ!
最後はみんなで記念撮影!今年もみんなよくがんばりました!
学生は長い長い春休みに入り、4月からはいよいよ社会人です。がんばって!
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