- 2018-11-27 (火) 14:43
- 食品健康科学科
こんにちは。食品生命科学科の鎌田です。
山々の木々がすっかり紅葉して輝くようですね。
さて、バイオ2年生は卒業研究まっただ中です。12月16日には中級バイオ技術者認定試験もあり、その上今週から中間試験も始まって、今は最高に忙しい時期でしょうか。2年生の悲鳴が聞こえてきそうです。そしてこの忙しい時期を乗り越えるともう卒業は間近。本当に1年はあっという間だと痛感する今日この頃です。
では、卒業研究の様子を少し紹介しましょう。今年は総勢7名で、卒業研究発表会も少し寂しいなと思っていたら、なんと全員が一人で取り組むということになり、7つのテーマがそろいました。
まずは・・・
彼は土壌や河川水の中に有害物質であるフェノールを分解する菌がいないか探しています。まさに≪バイオレメディエーション≫ですね。
そしてなんとこれはなんとクッキーづくりの研究? いえいえそんなことはありません。
クッキーの生地に麹を加えることで、小麦粉中のアレルギーの原因となる物質を分解できないかを調べようとしているのです。
そしてこれも単なる果物シロップではありませんよ。今、健康効果が話題となっている酵素エキスを自作し、エキス中の細菌や酵母の数、そして糖度などいくつかの項目を追跡調査していこうという試みです。
このほかにも殺菌剤の効果を調べたり、牛肉の熟成過程で起こる微生物の変化を調べたりと盛りだくさんです。長くなるので残りの人の紹介はまた次回ということで・・・
興味のある方は是非2月に行う発表会に来てくださいね。待っています。
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