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風力発電の実習!

電気通信工学科の藤井です。

二年生が風力発電実習を行いました。。
風力発電は、太陽光と同じ再生可能エネルギーで、風エネルギーを電気エネルギーに変換する設備です。


風力発電は、燃料が不要、比較的発電効率が高い、二酸化炭素を排出しないーといった長所があります。
ですが、太陽光発電と比べて風力発電設備はあまり見かけません。
それは、設置場所に制約がある(発電に十分な風力が得られる海岸沿いや山間部など)、発電量の不安定さ(発電量が風速や風向きによるため電力変動が大きい)、風車の回転で機械的騒音が発生する(居住地から十分な距離を離す必要がある)、初期投資が高額(一基当たり約一億円!)、環境への配慮(風車のブレードに鳥類が衝突する「バードストライク」や野生動物の生息環境の変化)などが必要だからです。

小型風力発電機を作成しています。
羽根(ブレード)を取り付けています。ここが一番大事です!


扇風機から1m離し、風力を測定します。
次に、ブレードの角度と風力を変えて発電電圧を測定します。
最後に、測定データから発電電圧特性曲線を描きました。


座学で学んだ電気や機械の知識が実際に「電気を作る」ことを肌で感じました。
次回もぜひご覧ください。

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