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令和7年7月期「第一級陸上無線技術士」結果

電気通信工学科の三井です。
令和7年7月期「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の結果は次のようになりました。

令和7年1月受験「第一級陸上無線技術士」試験結果
学年 在籍数 受験数 今回免許取得数 科目合格数 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目 3科目
2年 21 6 4 2 1 2 4 19.0

* 試験科目は、「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」「法規」の4科目あります。試験は年に2回実施され、3年以内に4科目に合格すると、免許取得となります。
* 受験資格はなく、誰でも自由に受験することができます。
* 免許取得により、すべての無線設備の技術操作が可能となります。
* 免許取得により、国家公務員試験(大卒一般職程度)の筆記試験が免除される省庁があります。この資格を活かし、毎年数名の学生が中国四国管区警察局に就職しています。
合格した2年生たち

一昨年までは希望者を対象に1年生の春休みに「一陸技」の補講を行ってきました。しかし、昨年度初めて「一陸技」の授業を行い、令和7年1月に受験をしました。そして科目合格となりましたが、令和7年7月に再度受験して免許を取得することができました。今回も取りこぼした学生は、次の試験で必ず合格して、免許を取得することを宣言しています。

 初めての授業で、反省点は多くあります。しかし、その様な中、免許を取得をされた学生の向学心には驚嘆をしています。今回合格出来なかった学生は、引き続き勉強を続け、合格されることを期待しています。その努力は今後様々なところで役に立つと思います。

しかし、前回の試験で科目合格となった学生達は、全員が「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」を取得しています。また「一陸技」の科目合格は、昨年まで受験していた通信関係の資格以上の評価をいただきましたので、就職活動では善戦することができました。

昨年度の反省を活かして、本年度は更に分かり易い授業を行い、多くの合格者を出すことを目標としていますので、結果を楽しみにお待ち下さい。

明治以来、電気と通信分野は自由平等で実力主義です。最も権威のある国家資格でも性別、国籍を問わず、誰でも自由に受験することができます。本学科では、国家資格の取得により、学生が自分の夢を実現できるようになることを応援しています。

本学科は、以前は「電気工学科」でしたが、「一陸技」を目指すようになり「電気通信工学科」と名称を変更しました。その結果、今までの企業に加えて通信関係の企業からも多くの求人をいただけるようになりました。また、以前は男子校のようでしたが、女子の入学者も増加しています。

「一陸技」を取得すれば、放送局に就職することができます。しかし、本学科では放送局に興味を持つ学生はいませんでした。しかし、女子学生が増えるにつれ華やかな放送局を志望する学生も増えてくることと思います。無資格で放送局に入ることはできませんが、「一陸技」を持っていれば入社することができます。

国家公務員、放送局、NTTなど通信関係には女性の仕事が沢山ありますので、本学科に多くの女性が来られることをお待ちしております。

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