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電気通信工学科 第一回職業実践実習

電気通信工学科の藤井です。

5月14日(水)、株式会社徳山電機製作所様から技術者2名を派遣していただき、職業実践実習を受けました。
電気通信工学科では、年3回の職業実践実習を計画しており、今回が第1回目になります。
実習内容は「配電盤の組み立て」です。

株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤 満講師から会社説明を受けました。徳山電気製作所さんは設計から検査まで行う一貫生産体制の配電盤総合メーカーです。配電盤はビル、病院、工場、学校や上下水道に電力を供給する重要な役割を担っています。また、機器や設備を安定して動作できるよう保護し、火災などの事故を防いでいます。責任ある仕事で実習内容に身が引き締まる思いです。

これから、これらの材料を使って電灯の配電盤を組み立てます。

作業に取りかかる前に実習室にある配電盤で確認をしました。これは、徳山電気製作所さんに寄贈していただいた配電盤です。どのように組み立てるのか実物を見ながら丁寧に教えていただき、どのように進めていくか具体的なイメージができました。

株式会社徳山電機製作所 製造部電気課 山本 準也講師から配電盤の各機器の説明を受けました。今は、主幹ブレーカーから子ブレーカーに電力を供給する銅バーの説明を受けています。大変わかりやすいです。

木板に機器を取り付けるために取付機器と組み合わせます。ブレーカーと連接取付板を合わせています。

組み合わせた機器を木板に取り付ける位置を決めていきます。図面を見て正確に寸法をとります。

疑問があれば、すぐに個別に指導していただけます。安心して作業できました。

取り付け位置が決まり、機器を木板に止めていきます。みんなで協力して進めます。

機器を木板に止めたら、機器間に電気を送るための電線を加工します。電線を適切な長さに切り分けて端子を圧着します。始めは被覆をむぐことも端子を圧着することも難しくて、時間がかかりました。作業が進むにつれて上達していき、見栄えのよい配線ができるようにすることに面白さを感じました。

完成したら、講師から採点してしていただきました。機器のねじに緩みやがたつきがあると火災の恐れがあるので、一つ一つ真剣にチェックします。見落としがないかドキドキしました。

自分たちで組み立てた配電盤を持って記念撮影をしました。
最後まで集中して作業に取り組んだ、とお褒めの言葉をいただき、うれしかったです。

徳山電機製作所の両講師の先生ありがとうございました。
第2回目の実習は令和7年10月8日です。

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