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やる気、クライマックス!

P1050715 今一番波に乗っている学生

建築工学研究科の堂本です。

二級建築士製図試験が、いよいよあと二週間後に迫ってきました。 研究科は夏休みがないとは言ってもお盆前後に自宅学習期間が11日間あったので、宿題も出していました。そして、休み明けの月曜日に11日間の「振返りシート」を記入後、宿題を提出してもらいました。

自宅で過ごした状況を質問形式にしたシートからは、どの学生も試験日が近づいていることもあり、気持ちの高まりがひしひしと伝わってきました。ところが自宅学習の達成度は大きくばらつき、おまけに宿題を出せない学生さえいる始末・・・。正直、期待よりも不安を感じてしまいました。

しかし、やるべきことがたとえできていなくても、やる気はみんな真剣に出しているのだから、過去のできなかったことを叱るよりもやる気をさらに高め、合格のためにやるべきことを自らすすんで取組ませることが大事だと思いました。自発的な行動こそ、得るものは大きいからです。
学生たちには、「この一週間で全員が制限時間(5時間)内に図面を仕上げることができれば、全員が大きく最終合格に近づくぞ!」と断言し、そして作図の遅い学生には「出来上がるまで居残りをしよう!」と投げかけ、集中指導を行いました。

彼らの“やる気”はすごいものです。一日一日みるみるうちに上達し、一週間で全員が制限時間内に図面を完成させることができました。これまで一度も制限時間内に完成できなかった学生は、「やればできるんですね」と充実した笑顔で言い、「学科試験であれだけ頑張れたんだから、これからも絶対やれる!」と返しました。
今週は校外模擬試験を受験します。最終合格へ向けて学生たちのやる気はクライマックスを迎えています。

 

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