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外部講師による技術講習

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回はスズキ岡山販売(株)様、東中国スズキ自動車(株)様のご協力のもと、1年生を対象に開催した技術講習会の様子を紹介します。

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講習会の前半は座学でスタートしました。本校卒業生が、スズキ自動車のラインナップと走行性能やテクノロジーを、ビデオやパワーポイントを用いて説明してくれました。
アルトワークスやスイフトスポーツの動力性能、ジムニーの4WDテクノロジーは興味を掻き立てるものでした。

後半はいよいよ実習場に移動して、実車を使った技術講習です。やはり座学より実習でしょうと言わんばかりにやる気満々で取り組んでいました。マスターバックの作動点検とマニホールド負圧の勢いをブレーキペダルを踏みこんで体感しました。

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ジムニーではスキャンツールを使用した故障診断の講習です。ここでも卒業生が講師として来てくれていました。今回、対象が1年生で部品名称がわからない(習っていない)ため少し苦労してました。

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最後に人気車種ハスラーの故障診断です。エンジンをかけると振動が出ています。早速、診断機の出番です。イグニッションコイルNO.2に不良が出ています。あぁコイルの交換か?
コンピュータのコネクタを外して電源線、信号線をサーキットテスタにて点検を進めていくと正常です。コイル単体の点検も異常なし。アース回路を導通点検するとオーバーレンジ。故障箇所は2番のインジェクタアース線の断線が原因でした。

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1年生には少し荷が重い故障診断でしたが、サーキットテスタの使い方やオーバーレンジ、電圧、抵抗の測定方法は授業でも学習したはず・・・・ もう少し講師の質問に答えられると期待していたのですが残念です。反省して、しっかり教育しないとと感じました。(笑)

スズキ岡山販売(株)、東中国スズキ自動車(株)の講師のみなさま、毎年、作業内容を思案していただきありがとうございます。また、採用担当をはじめ、ご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。

それでは、今回はこのへんで・・・

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