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第10回:頑張っていれば・・・・

こんにちは。宮元です。

私にとっては計算をする機器というイメージが強かったコンピューターですが、マイクロプロセッサーを搭載したコンピューターは、小さなプリント基板上にまとめられ、他の機器に組み込まれてその機器を制御するコントローラーとしての使い方が強く意識されていたんだと、後々思うようになりました。

計算だけを目的にしたプログラミングに少し飽きていた私は、マイクロプロセッサーに関する雑誌や書籍を割ける限りの時間を使って読みました。その一方で、第6回目にも書きましたが、本来の勉強への熱意をなくしていきました。
すべきことに行き詰ったとき、別の何かに興味が湧いて気持ちが高揚してくると、行き詰っていたことの対しても頑張ってみようという気持ちになるものだと思っていました。しかし、この時は違っていました。そんな気持ちにはなりませんでした。一方で、学費や生活費を工面してくれている両親に対して、このままおかしなことになってしまったら申し訳ないとも思い始めました。大学の勉強を投げ出してしまわなかった大きな理由だったかもしれません。

残り1年と半分、卒業するために最低限のことだけはやろうと思い直し、授業は休まないようにしながら、マイクロプロセッサーの勉強も続けました。でも、書物を読むだけでは面白さ半減です。本当は、実物に触れながらが一番いいのですが、お金と時間が足りません。これは諦めましたが、さらに情報処理技術者試験を目標に受験勉強も始めました。電子計算機研究会の人たちの力を借りながら勉強してきたことがどれほど通用するのか試したくて受験してみることにしたのです。

そうこうしているうちに最終学年の10月になり、情報処理技術者試験です。当時の第2種を受験して合格しました。合格して何かができるようになるということではないのですが、うれしかったですね。
さらに、時系列的にはこっちのほうが早いのですが、この半年前、頑張っていればいいことってあるんだと思ったことがあったんです。さて、それは・・・・

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