- 2017-11-01 (水) 7:55
- 建築工学科
こんにちは、建築工学科です。
10月16日(月)、1年生の授業に地元岡山で活躍されている建築家2名を招いて、“建築家の仕事“をテーマにした特別授業を行いました。
講師の川上竜人氏(かわかみ設計室代表)と山本圭一氏(山本圭一建築事務所代表)に、住宅設計の仕事について説明をいただきました。
設計の仕事は、住む人の生活に相応しい空間を創造する楽しみがあり、提案した設計の工事が完成すると、新しいものを生み出した感動があるそうです。その感動は実際に体験しないと判らないほどの大きな感動だそうです。建築物を創ることは、PCゲームを楽しむことより何百倍、何千倍も大きな体験が得られるそうです。また、プロの作る住宅模型は、精密できれいな作品であり、学生たちは、講演後にも近づいて興味深く見入っていました。
ここで、建築クイズです。次の写真を見てください。講演の中で紹介された住宅の写真なのですが、人物がぼやけたように写っています。しかし、この写真は、建築物の写真としての深い意味があるそうです。どういうことでしょう?
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【答】建築の写真は風景を写すだけでなく、建物の「空間」を写すことを意図しているため、人物をシルエットのように空間へ溶け込ませた表現にする場合があるのです。建築のプロは、写真からも建物の「空間」を表現しようとしているのです。皆さんもこの写真から、心地よい陽だまりのリビング空間を”想像”してみてください!
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