こんにちは。建築工学科です。
今回は、外部講師の毛利さんに来ていただいて開催したワークショップの様子を紹介します。
毛利さんは、海外の有名建築事務所に勤められた経験があり、本校でも指導されていました。現在は新見市にて建築、グラフィック、企業コンサルティングやセミナーなど多岐に渡り活躍されています。
今回のワークショップのテーマは、「いいデザインとは?」です。
主な内容としては、
- 近代から現在へのデザインの変移と共通点
- ブランド-貯金額
- デザイン思考 共感-定義-概念化-試作-検証
- アンテナから得る偶然な出来事
- マインドマップ
などについての話を聞き、ワークを行いました。
行ったワークの中から一つ、紹介します。例えば、ある写真を見てそこの写る人の状況について共感を体験しました。下の写真から皆さんも想像してみてください。
どんな事を想像ましたか? 例えば、女性が柱に寄りかかっている。この人は腰を掛けたいのかなと考えたとします。では、ここにベンチを設置してあげるといいかもしれない。こういった思考が、デザイン思考の共感から定義し概念化することに当たります。
皆さんも普段何気なく、相手のことを観察し、気持ちを考えて行動をとっている場面があると思います。そういうこともこの一部だと思います。小難しいことではなく、身近に自然にあるものです。こういったところが「いいデザイン」が生まれる種になるのだと思います。
今回学んだ思考方法を、これから始まる進級課題へ活かして欲しいと思います。
盛りだくさんの内容でしたので、ブログを2部構成にします。後編も読んでいただけると嬉しいです。
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