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もんぜんのこぞう

国際情報学科の宮元です。こんにちは。

monzenkozo

わが家に孫たちがよく遊びに来ます。遊びに来たら私は全力で一緒に遊びます。おもちゃで遊び、砂場で遊び、近所の公園の遊具で遊びます。そのうちに孫は必ず「テレビみたい」「『おにのぱんちゅ』みる」と言います。

「テレビ」はパソコンで見る動画のことです。「アンパンマン」「Cocomelon」「BabyBus」といった知育動画を見たがります。2歳の孫のお気に入りだったのが「鬼のパンツ」で、メロディを動画で覚えました。そのせいか、見たい動画は全部「鬼のパンツ」です。孫がみんなそろうと、3人が同時に動画を見たがります。パソコンを3台用意して見せてやります。

初めのうちは、一話終わるごとに「次のを見せろ」、広告が出るたびに「じゃまだから消せ」とかなり面倒でした。ところが、私のマウス操作を見ていたんですね、そのうちに教えていないのに自分で操作するようになりました。

そう言えば、私にもそんな経験があるなと思い出しました。新卒で入った会社には、大型汎用コンピュータがありました。当時のコンピュータは、マウスではなくキーボードからコマンドを打ち込むしか操作方法がありませんでした。マニュアルを読んでも理解できませんでした。仕方ないので、コマンドを打っている先輩の横に座って操作を見ていました。

こういうのを「門前の小僧習わぬ経を読む」と言います。お寺の近くに住んでいる子どもは、特に習わなくてもお経を唱えるようになる。いつも見聞きをしていれば、習わない経が読めるようになるのと同じように、繰り返し見聞きしていれば、自然とその知識が身につくということです。尋ねるほうが手っ取り早いですが、そういう勉強のしかたもあるということですね。

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