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電気工学科1年近況(『工事担任者DD第1種』1科目以上合格75%)

電気工学科の三井です。12月中旬に「工事担任者DD第1種(DD1種)」の合格発表があり、結果は次のように
なりました。


「DD1種」は年に2回試験があり、科目合格の有効期限は3年間です。3年以内に3科目に合格すれば免許
取得となります。この資格を取得しますと、デジタル通信に関する無制限の規模の電話工事や監督の
職務を行うことができます。さらに、次のような特典もあります。

「DD1種」の上位資格に「電気通信主任技術者」があり、これには「伝送交換主任技術者」と「線路主任
技術者」の二つの資格があります。どちらも試験科目は4科目ですが、「DD1種」を取得すると「計算
中心の1科目」が免除となります。また、どちらかの主任技術者資格を取得しますと、残りの資格は2科目
免除となります。

また、「伝送交換主任技術者」を取得しますと、「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の試験4科目のうち、
「計算中心の2科目」が免除となります。「一陸技」を取得後3年間の実務経験により、中学や高校の
「教員免許」が与えられます。また、国家公務員試験を受けずに通信関係の国家公務員(第2種)になる
こともできます。

以上のように「DD1種」取得により、可能性が大きく拡がりますが、電気工学科1年生にとって、「第1種
電気工事士」筆記試験終了から「DD1種」受験まで1か月半位しかありませんでした。しかもこの時期に
就職講演会、校内ボウリング大会、学園祭等の学校行事が目白押しであり、スーツで授業を受けることも
ありました。しかし、学生達は楽しみながら勉強に励み、良い結果を出すことができました。そして、
試験終了後はボウリングと焼肉で打ち上げをしました。

現在は、2月9日(日)実施の「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」を目指して勉強をしています。どの学生も、
「こんなに勉強をしたのは初めて」と言いながら励んでいます。難しくて分からない勉強は苦痛ですが、
よく分かる勉強は娯楽と変わりません。

なお、2年生も1年次に「DD1種」を受験して、その後も勉強を続け、今回は2名が免許取得となりました。
将来は電気・通信技術者として大成することを祈っております。

打ち上げ(焼肉屋)

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