こんにちは。建築工学科の秋山です。
建築工学科の1年生が、10/4(金)に左官のワークショップを行った時の様子を紹介します。
久米南町から左官職人の南口恵里さんに来ていただきました。

南口さんを知ったきっかけは、吉田牧場の”FUN”という建物でした。建築雑誌で”FUN”を見つけた時、外壁が牛の糞で出来ていることを知り、とても面白い建築だと思いました。そこから、これに関わった人と一緒に何かに取り組みたいと思い、今回のワークショップに至りました。
まず、初めに南口さんが左官に興味を持ったきっかけや左官が実際どんなものを作る仕事なのかなどを教えてもらいました。
南口さんは、鏝絵に魅かれて左官職人になったと話されていました。鏝絵のかっこいい龍の画像と合わせて紹介してくれました。
左官の仕事って、
例えば、蔵の外壁や土壁などがあります。最近の建物の中では、コンクリートの床を均すというのも左官の仕事の一つですと教わりました。
その後、実際にワークを2種類行いました。
1つ目は、モルタル壁を作りました。
一般的な壁の構成と同じように、合板へ防水紙、ラス下地を設置しました。

上の写真は、ラス下地(金網のようなもの)をタッカー(大きなホッチキスのようなもの)で留めているところです。

上の写真は、モルタルを塗っているところです。なかなか上手く塗ることが出来ず、悪戦苦闘していました。南口さんにお手本を見せてもらうと、いとも簡単に塗っていました。さすがと、学生たちは尊敬の眼差しでした。

上の写真は、各々自分の板に漆喰を塗っているところです。学生それぞれ、好きな色合いにして小さなパネルを作りました。
施工の分野の中で左官の勉強しますが、実際に作業することでより理解が深まったのではないかと思います。
学生たちは、初めての体験にとても楽しそうに取り組んでいたように見えました。学生たちの感想も、とても面白かったという意見が多かったです。
カギセンの建築工学科では、資格の学習プラスアルファとして、幅広い視野が持てるように様々な方と連携して楽しいワークショップを行っています。
来月は、また別のワークショップを実施します。
その様子もブログに載せますので、楽しみしておいてください。
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