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バイオマス発電で環境の勉強

こんにちは、食品生命科学科の金子です。
今年も1,2年合同で校外研修に出かけました。今年は環境関連を勉強するため、「バイオマス産業の取り組み」に関して、日本でも注目されている岡山県真庭市に出向きました。

真庭市は森林面積が市の約80%を占めていて林業が盛んです。そのため、多く発生する使われない木材の端材等をチップに加工した後、バイオマス発電の材料に使っています。今では発電出力10,000KW 約2万2千世帯(真庭市の全世帯相当)分の発電能力を有しています。現在は、真庭市の公共施設(市役所、小中学校等)の電力を賄い、残りは電力会社に売り渡しているそうです。

まず木材のチップ加工の「集積基地」の説明を受けて見学をしました。
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「チッパー機(写真)」:丸太ごと砕く機械にて木材を粉々にし、それを発電所に運び、燃やして発電します。
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次に発電所に移動し、所長から説明を受けた後、発電所の内部を見学しました。
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発電所の内部を初めて見学した学生は、発電所の大きさや電気がどのように作られているかを知って感動したようです。
午後は、真庭市役所に移動し、真庭市の「脱炭素社会の実現に向けた取り組み」に関して説明を受けました。学生からも真庭市のSDGsに関し活発な質問がありました。

本学科の1/3の学生は将来、環境業界に進みます。教室の座学では学べない学習ができたと思います。学生からも、楽しい1日だったとの声が聞こえました。今後も工場見学や体験学習を通し、様々な角度から勉強して欲しいと思います。

~~ 今後のオープンキャンパス体験メニュー ~~
      ・無菌播種にチャレンジしよう
      ・カビや細菌を顕微鏡で観察しませんか
      ・自家製ナチュラルチーズを作りませんか
      ・オリジナル「桜染め」「藍染」ハンカチを作ろう
   等ご用意しています。在校生と一緒に体験してみませんか。お待ちしています。

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