- 2021-07-06 (火) 7:30
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
令和3年2月、まだ1年生のときに受験した「第一級陸上特殊無線技士」国家試験。そのとき惜しくも不合格となった現2年生が6月の試験に再度挑戦し、2名が合格しました。その結果、全体では次のようになりました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 合格数 | 免許取得累計数 | 取得率(%) |
2年 | 11 | 3 | 2 | 8 | 72.7 |
免許を取得している2年生
スマートフォンや携帯電話で使う無線技術は私たちの生活に深く浸透していますが、それらを支えるのが多重無線設備であり「第一級陸上特殊無線技士」が扱う無線設備です。このほかにも、警察無線、消防無線、鉄道無線、タクシー無線、さらには、VSATシステム(衛星通信超小型地球局、HUB局)や陸上レーダーなども含まれます。
昨今の急速な通信技術の発展や基地局整備の需要増に伴い、有資格者の需要が急速に伸びています。求人市場における需要は今後安定的に増加していくものと思われます。
現在、2年生は就職活動の真最中で、内定者は7名(内定率63.6 %)です。その中には通信関係の企業から内々定をいただいている学生もいます。学生の皆さんは就職活動と並行して、1年次に不合格となった資格や新しい資格にも挑戦しています。昨年はコロナ禍で色々なことが起こりましたが、それらを乗り越えて素晴らしい結果を出しています。今後が楽しみです。
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