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2020-12-14

実践! 定期点検講習

こんにちは!
二級自動車工学科の永岡です。

今回は、企業後援会にも加入してくださっている「くるまのハヤシ」様の協力で、
1年生を対象とした定期点検の講習を実車を使用して実施しました。

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定期点検の必要性やライト廻りの点検方法など、まだ習っていない保安基準などの
講義を傾聴し、リフトアップした自動車の下でマフラーや触媒の役割について
聴いた話の復習をしていました。

この後、リフトアップした自動車からタイヤとホイールをエアツールを使用して
一旦取り外し、その後、取り付け、ホイールナット締め付けなど、プリセット型
トルクレンチを使って確認していました。

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効率を上げるためには確実な作業とスピードが要求されるため、最後は、
タイヤローテーションをタイムトライアルで行うなど、ゲーム性を持たせた
楽しんで学習できるカリキュラムを用意していただき、学生も笑顔で受講して
いました。

ご協力いただいた「くるまのハヤシ」様からは、本校卒業生の2名が講師として
来校、後輩に対する講義を聴いて、成長を感じることができたのは、毎年の
ことながら嬉しいことです。

今後も、このような企画に対して、学生の知識・技能アップのためにご協力
いただけたら幸いです。お忙しいなか、誠にありがとうございました。

今回はこのあたりで・・・

第21回:ECUに見立てるワンボードコンピューター

こんにちは、宮元です。

第19回目で、ECUに見立てるために購入したコンピューターを紹介しました。下の写真はそのうちの1台と別途用意したノートパソコンです。左のワンボードコンピューターで動かすプログラムを右のWindowsパソコンを使って書いているところです。

ノートパソコンには、ワンボードコンピューターで動くプログラムを作るための支援ソフトをインストールしています。先の融雪用散水機制御システムでいうと、ノートパソコンがACOSに、そのノートパソコンで動いているのがACOSで使ったクロスアセンブラーに相当します。

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下の写真は、ノートパソコンとワンボードコンピューターをUSBケーブルでつないで、ノートパソコンで作ったプログラムをワンボードコンピューターに転送しているところです。プログラムを転送してくれるのも、開発支援ソフトの一部です。融雪用散水機制御システムのときのように、プログラム修正のたびにROMに書き直して実機まで持って行くのとでは作業効率が全然違います。

212_transf

ここ重要です。Raspberry Piでは「Raspberry Pi OS(Windowsと同じ働きをするソフトウエア)」が動いていて、キーボードもマウスもディスプレイモニターもつなぐことができるので、Raspberry Pi単独でプログラム作りができます。

ところが、ワンボードコンピューターの中には今回購入したもののように、単独ではプログラム開発ができないものがあるのです。これも融雪用散水機制御システムのときのように、8080Aマイクロプロセッサーのためのプログラムを手書きして、ACOS上のクロスアセンブラーでアセンブルというのと方法・手段は違いますが考え方は同じです。家電製品や機械に組み込まれるコンピューターはそうなっていると思います。

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