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第4回:これがコンピューターだ !

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(“OKITAC”でgoogle検索した結果からの転載)

こんにちは。宮元です。上の写真、何だかわかりますか。
これ、実は私が生まれて初めて触れてプログラミングしたコンピューターです。「OKITAC-4300」という沖電気工業製のミニコンピューターです。参考までにミニコンピューターの対極にあった大型汎用コンピューターの写真もお見せしておきます。

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(“汎用コンピューター”でgoogle検索した結果からの転載)

就職してからこの手の大型汎用コンピューターで仕事をするようになりました。富士通製でこの規模だとおそらく数億円していたでしょう。そして何と、これら2種類とも計算しかできず、その計算性能面でも皆さんが持っているPCに遠く及びません。

さて、運よく工学部・電子工学科に滑り込めて電子工学の勉強が始まり、一方で、「電子計算機研究会」に入って、冒頭のミニコンピューターを使いながら先輩からFORTRAN言語によるプログラミングを習い始めました。今となっては死語ですが、昭和48年当時は「電子計算機」とか「電算機」いうことばを使っていました。
このミニコンでも当時、数千万円はしたと思います。そんな高価な電算機の圧倒的な(?)計算力を目の当たりにしている状況にワクワクしていました。「あぁ、これがコンピューターだ!」 今でも記憶の残っているのは、円周率を小数点以下1,000桁まで求めるプログラムです。このミニコンで3時間以上かかりました。あーっ、楽しい大学生活・・・・。

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