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電気工学科のナイスガイ『小川健太』くん

電気工学科の三井です。今日は電気工学科2年生「小川健太」君を紹介します。

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電気工学科2年 小川健太(おがわけんた)
明誠学院高等学校 普通科卒業
内定先企業 旭テクノプラント株式会社

1.この分野を志したきっかけは?
私は電気や機械いじりが好きで、本校の「ものづくり工学科」へ進学しました。しかし、授業が始まると些細なことで嫌になり欠席が続きました。母親から厳しく注意され、担任の小林先生から何度も電話をいただきましたが、生活態度は変わりませんでした。母とともに小林先生の面談を2度受けましたが、結局は1年で退学することにしました。しかし、何か悔いが残りました。

そんな時、本校の各学科の内容を調べた結果、「電気工学科」が自分に合っているように思えました。そこで、「電気工学科でもう一度やり直したい」と両親に話をすると、喜んで賛成してくれました。それを小林先生に申し出たところ、「先ず、電気工学科のオープンキャンパスに参加してみては」とのアドバイスをくださいました。今でも小林先生に出会うと、声を掛けていただいています。

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
本校は全国でも数少ない工業専門の専門学校ですので、仕事に必要な技術を身に付けることができます。また、外国人もたくさんいますので、色々な国の文化に触れることもできます。県内にこのような学校があることを知り選びました。

3.この学科の魅力や良かったところは?
・本校には「ものづくり工学科」や「電気工学科」など多くの学科があることは大変大きい魅力です。そのお陰で私は途中で投げ出さずに済みました。
・「電気工学科」には資格指導のノウハウがあり、先生方がとても熱心に教えてくれますので、1年次に多くの資格を取得することができました。
・実習が多く授業の半分が実習です。特に、「第二種・第一種電気工事士」の技能試験の練習には緊張感があり、とても面白かったです。

4.学校生活で良かったと思うところは?
・様々な年代の人がいるので、社会勉強になりました。
・色々な県の人がいるので、方言が分かりました。香川県「~きん」、鳥取県「~だら」など。

5.主な取得資格・検定は?
1年次
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者DD第1種
第一級陸上特殊無線技士
2年次
2級電気工事施工管理技士

後で聞いた話ですが、父は母に「健太は第一種電気工事士に合格できるかな」とか「DD1種は大丈夫かな」等と心配してくれていたそうです。父は電気の資格に詳しく、難易度もよく分かっていたからです。そして、どの資格に合格した時も、祖母、両親、妹と、家族全員が「すごい、すごい」と誉めてくれました。

6.就職内定先は?
「旭テクノプラント株式会社」です。若い人が多く、社長の話が魅力的で夢がありましたので決めました。

7.就職活動で役立ったことは?
・一番は取得資格です。どの企業でも資格を誉めてくれました。
・履歴書を担任の先生が細かく点検をしてくださいましたので、安心して活動ができました。
・勉強や就職ことについても、「ガリ」君をはじめ何人かのクラスメートが「ガリガリ、ズケズケ」とタイムリーに突っ込みを入れてくれたりアドバイスをしてくれました。

8.将来の夢は?
家の明かりやテレビ、冷蔵庫など、現代の生活に電気は欠かせませんので、電気の分野で人々の生活を支えたいと思います。学校だけでなく企業でも電気を学び、電気技術者として周りの人達から信頼されるような人間になりたいです。

電気電子実習
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電気工事実習
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新学期が始まったとき、小川君は自信を失っているように見えました。ところが、ゴールデンウィークが終わり、「第二種電気工事士」筆記試験直前になると態度が変わり、活発に質問をするようになりました。また、周りの学生にも積極的に尋ね見事に合格しました。
その後も国家試験に真剣に取り組み、1年次に受験した全ての資格に合格しました。これらの体験を通して小川君は人間的にも大きく成長し、模範的な学生になりました。もうすぐ卒業ですが、卒業後も自己啓発を続け、幸福な人生を送って欲しいと思います。

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