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写真測量技術で地形を3D化

測量環境工学科の山村です。

写真測量の実習の最後で、岡山市の地形を3D化する試みをしています。
そもそも写真測量とは、撮影した写真から対象物の位置、大きさ、形状などを決定する技術をいいます。

岡山市の地形を写真測量技術で3D化するためには、岡山市各地を写真におさめなければなりませんが、それは時間的にも費用的にも現実的ではありません。そこで、既存の地形図から等高線などを読み取って立体模型を作り、それをデジカメで撮影して、そのデータから3Dデータを作ろうというわけです。模型は範囲を決めて毎年4ピース作成しており、現在16ピース(1ピース23cm × 36cm)になっています。

今年も4班に分かれて模型を作成して、それをデジカメで撮影し、そのデータから3D地図を作りました。下の写真は、その成果を班ごとに発表した時のものです。モニタ上で立体的になっているのが写真からわかりますか?

1班です。

1班-2

2班の発表です。

2班-2

3班の発表です。

3班-2

4班の発表です。

4班

 
最近、ドローンが様々なところで使われていますが、写真測量における撮影作業にも使えそうです。測量に限らず何事も基礎・基本が大切ですが、今後はドローンで地形撮影というようなことにも挑戦したいと考えています。

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