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旋盤のチャックの構造をのぞいてみました。

ものづくり工学科小林です。

工作機械の代表的なものに旋盤があります。本校でも金属加工の授業等で使っています。
材料を取り付ける旋盤のチャックを外して、チャックの構造をのぞいてみました。


外す前


外した後

チャック取り付け端面は、写真のようにたくさんのねじ穴があけられています(端面形状はJIS規格で決まっていますが、取り付けネジはメートルねじとインチねじがあるようです。この旋盤は16/7、ネジ山14のインチねじでした)。


中心の穴はテーパ穴(モールステーパ)になっています。(写真でもわかるように、テーパスリーブと固定センタを取り付けてみました)。


取り外したチャックと面板です


チャックの構造
ねじを外すと、爪を同時に動かすための歯車を外すことができました。


穴の中をのぞくとやはり歯車の歯が見えます。


取り付けの最初は面板です。ちなみに、面板を使わず直接チャックを取り付けられるタイプのものもあります。


元通り、チャック本体を取り付けました。


チャックの爪をすべて外しました。
スクロールねじといわれるネジが見えます。


爪を取り付けます。

決められた位置に順番に取り付けます。取り付け端部が一部見えます。
取り付けるときは、決められた位置に決まった順番に取り付けます。


爪を二つ取り付けました。


取り付け完了

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