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「第1種電気工事士」と「工事担任者DD第1種」_電気工学科1年

電気工学科の三井です。
1年生が10月5日(日)に受験した「第1種電気工事士」筆記試験の合格発表が、11月7日にありました。
受験者22名中19名が合格しました(合格率86.4%)。8割の学生は電気を学ぶのは初めてですが、半年間で
電気技術者として仕事に必要な知識や技術を身に付けています。

引き続き、12月7日(日)に「第1種電気工事士」技能試験を受けます。技能試験では候補問題として
10問が公開されていて、その中から1問が出題されます。どれが出題されても60分間のうちにできる
ように、実習の中で練習をしています。入学時には不器用だった学生も、今では職人のように作業でき
るようになっています。

電気工事実習風景

また、「第1種電気工事士」筆記試験直後から、11月23日(日)実施の「工事担任者DD第1種」を目指した授業を
始めました。
電話工事をするために必要な最上位の資格です。年に2回行われます。試験科目は3科目、3年以内に3科目に
合格すると免許取得となります。でも、学生たちは3科目一発合格を目指しています。

この資格の上位資格である、『電気通信主任技術者』には「伝送交換主任技術者」と「線路主任技術者」の二つの
資格があります。どちらの資格も試験科目が4科目あり、「DD第1種」を取得すると計算中心の1科目が免除
なります。

また、「伝送交換主任技術者」を取得すると、「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の試験科目4科目のうち、
2科目が免除となります。本学科では、多くの学生が「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」を取得していますが、
「一陸技」はこの上位資格になります。

「一陸技」を取得すると、国家公務員試験を受けずに、国家公務員Ⅱ種として採用されることがあります。
また、実務経験により、高校や中学校の教員免許を取得することもできます。さらに「一陸特」は国家公務員
Ⅲ種で採用されることもあります。
このように弱電の勉強をすることにより、職業選択の幅を大きく広げることができるのです。

電気や通信は現代文明に不可欠であり、仕事に恵まれています。明治の文明開化以来、自由で平等な雰囲気に
溢れています。この分野は実力主義であり、多くの資格は受験資格を問わず誰でも受験が可能です。
この恵まれた環境を最大限に活用して自分の夢を実現するため、本学科では『自己啓発のできる人材の育成』を
進めています。

工事担任者DD第1種対策授業

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